去る9月5日(火)と6日(水)、当社会福祉事業団の本部に於きまして、今年度の『職層研修係長研修』を実施しました。
研修は、前半と後半の2部構成とし、前半は事務局長から「事業団をめぐる情況と課題」、「主査・寮長の役割」、「期待すること」などをテーマにした講義でした。
後半は、研修生同士でのディベート訓練を行いました。
テーマは「カジノ解禁を含む統合型リゾートの日本への誘致の是非について」と、「消費税増税の延期の是非について」でした。
この日の参加者は8人でしたので、賛成・反対にそれぞれ3人ずつ、判定者に2人という体制での実施でした。
ディベート実施を発案した塩崎荘所長のねらいは、「論理立った説明力に加え、短い時間の中で情報を収集し、説得力ある主張にまとめあげる能力を養うこと」でした。
慣れないディベートに苦戦していた職員もいましたが、それぞれの役割に応じ活発に賛成・反対の意見交換が繰り広げられました。
なお、事業団では平成27年度から職層研修に取組んでおり、主任、係長・寮長、所長研修を通じて期待される役割を学ぶとともに、お互いの交流を深めています。